絶対音感を持つマルチな新卒社会人,齋れいながお届けするジャズ日記 #齋れいな スイングしてもいいですか?Vol.48
- 2024年09月26日
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Vol.48
衝撃の音
こんにちは,齋れいなです。
9月になっても暑い日が続いていますが,読者のみなさんは元気でいらっしゃいますか。私は先月お話した涼感たっぷりのフルート・ジャズなど聴きたりしながら何とか凌いでいますが,でも時折暑いと激辛の食べ物を欲するように,辛口の音楽が欲しくなる私。編集部や原田さんから以前フリージャズのことをお聞きしたのを思い出し,ふとApple Musicで調べてみると,強烈なインパクトの音の塊が耳に飛び込んできてびっくり! 確かにその瞬間は暑さを忘れて音に没頭しておりました。というわけで今回のテーマは「衝撃の音」です。でもそこは心地よい衝撃も織り交ぜつつということで…
★セシル・テイラー <ステップス>
(『Unit Staructures』収録)
「打楽器的なピアノの弾き方をしているなと思いました。全体的にメンバーがそれぞれ別々の演奏をしているように感じる部分もありますが,要所要所ですごい一体感を受けるところもあります。ピアノのタッチとしては,やっぱり私がよく聴いているオスカー・ピーターソンやビル・エバンスとは違う感じです。びっくりさせるような演奏といいますか。面白いと思うものを全部取り入れているような型にはまらない感じは,ジャズのいいところだなと思います」
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(本誌記事はモノクロページになります)