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【12月5~10日】SAPPORO CITY JAZZ 2024 THEATER JAZZ LIVE 冬の札幌を彩る舞台空間のJAZZ LIVE サックス奏者 馬場智章がそのステージを語る

馬場智章
※TENORS IN CHAOS(西口明宏,陸悠,馬場智章)

有望な若手プレイヤーを続々と輩出し続ける街,札幌が誇るイベント「SAPPORO CITY JAZZ」がお届けする冬のメイン・ステージ「シアタージャズライヴ」では,今年もバラエティに富む豪華アーティスト,バンドによる8公演が行われる。ここでは初日に3テナーのユニット「TENORS IN CHAOS」で出演する,札幌出身のサックス・プレイヤー馬場智章にステージへの意気込みを聞いた。

インタビュー/文:小島良太

北海道・札幌の地で意欲的なジャズイベントを数多く展開している,「SAPPORO CITY JAZZ」が12月5日(木)~12月10日(火)にかけて,「札幌文化芸術劇場hitaru」で「THEATER JAZZ LIVE」を開催。シーンを牽引する有能なジャズ・プレイヤーを輩出し続けている札幌の地に世界的なアーティストが集結し,オペラ上映も可能というhitaruの巨大な多面舞台で,その卓越したパフォーマンスを存分に堪能できる魅力溢れるイベントとなっている。
札幌出身のサックス・プレイヤー,馬場智章は,自身の参加する「TENORS IN CHAOS」で出演,「THEATER JAZZ LIVE」の初日を飾る。今回,ジャズのみならず,さまざまなジャンルを越えて活躍する彼が,このイベントへの意気込みを語ってくれた。

このイベントに出演させていただくのは,去年,自身のバンドでの出演に引き続き2回目になります。hitaruは新しい施設で,私が学生の時にはありませんでしたが,自分が憧れていたような大きなステージで,当時からお世話になっているスタッフの皆さんに見守られながら演奏できることをとても嬉しく思います

昨年,「TENORS IN CHAOS」は初のフルアルバム『Chaos』を発表。西口明宏、陸悠、馬場智章3テナーのダイナミズムを存分に堪能できる素晴らしいアルバムだった。

サックス奏者3人をメインに構成されたこのバンドですが,とにかく三者三様の演奏スタイルやオリジナル曲が,このバンドの魅力であり,特徴だと思います。そして,このバンドはサックス奏者だけではなく,それを支えるリズムセクションも日本が世界に誇る素晴らしいプレイヤーで構成されており,ジャズが好きな人はもちろん,あまり馴染みがない方でも楽しめる公演だと思います。またとにかく最高のプレイヤーが集まっているので,演奏中お互いの演奏に刺激を受け,ステージ上で思わず笑顔になってしまう様子もライヴならではのこのバンドの魅力ではないでしょうか

●シアタージャズライヴ 開催概要

日時:12月5日(木)~10日(火) 18:00開場,19:00開演
※12/7(土),8(日)は昼公演あり。11:30開場,12:30開演  
会場:札幌文化芸術劇場hitaru_
出演:12月5日:TENORS IN CHAOS(西口明宏,陸悠,馬場智章) 6日:BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA directed by ERIC MIYASHIRO 7日(昼):曽根麻央(tp,p) Brightness of the Lives 7日(夜):山中千尋(p)トリオ 8日(昼):GENTLE FOREST JAZZ BAND 8日(夜):寺井尚子(vln) 9日:小野リサ(g,vo) 10日:ジミーオールスターズ with 鈴木聖美(vo)
料金:フロア席[対面式のテーブル席](1名〜複数可)6,500円,プレミアムデュオ席(2名席)16,000円,カウンター席(1名〜)7,500円 ,注釈付きフロア席5,500円(ステージ全体の視界や音響に若干の制限が生じる場合あり),U25席(フロア席エリア指定)4,000円 金額は全て税込
※全席指定
※12月7日昼公演はフロア席4,000円,プレミアムデュオ席10,000円,注釈付きフロア席3,000円,U25席2,500円,カウンター席4,500円
※当日券は全て500円増
チケット取り扱い(Pコード:277-037):チケットぴあ,札幌市民交流プラザチケットセンター,道新プレイガイド,セブンイレブン店頭マルチコピー機 
●問い合わせ
サッポロ・シティ・ジャズ実行委員会
TEL011-592-4125((休園日をのぞく10:00~17:00)
www.sapporocityjazz.jp