ソウル・ジャズの伝統を受け継ぐオルガニスト,敦賀明子が逝去
- 2025年10月20日
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※2022年8月27日,ニューヨークシティの“ジャンゴ・ジャズ・クラブ&レストラン”でのステージ ©Tak Tokiwa
ジャズ・オルガニストの敦賀明子が,2025年9月13日,滞在先の米ニューヨーク・ブルックリンの病院で,闘病の末に亡くなった。享年58。
兵庫県出身の敦賀は,大阪音楽大学卒業後,2001年に渡米。ハモンドオルガン奏者のドクター・ロニー・スミスらに師事し,ソウル・ジャズの伝統を受け継ぐオルガニストとしてニューヨークで活躍した。2007年からはサックス奏者ルー・ドナルドソンのカルテットでオルガンを担当するなど,世界的な評価を得ていた。その力強いリズム感とソウルフルな演奏は国内外の多くのファンに愛された。心より冥福をお祈りしたい。