【9月21日】YOKOSUKA JAZZ DREAMS LIVE SERIES 2024 バンダ・マンダカリーニョ サウダージな週末〜ベスト・オブ・ブラジリアンポップス(横須賀芸術劇場)
- 2024年07月18日
- JAZZ FESTIVAL
バンダ・マンダカリーニョのリーダー 八木美楠子
「横須賀芸術劇場」で今年新たにスタートしたコンサートシリーズ「ヨコスカ ジャズ ドリームス ライブシリーズ2024」の第2弾として,ブラジル音楽を洗練されたサウンドで奏でる精鋭ビッグバンド「バンダ・マンダカリーニョ」による公演が9月21日に開催される。ここではリーダーでアレンジを担当する八木美楠子が,人を惹きつけてやまないブラジリアン・ポップスの魅力と本公演の聞きどころについて熱く語ってくれた。
インタビュー/文:小針俊郎
ブラジル音楽というと多くの方が思い浮かべるのが華やかなサンバ,洗練されたボサノヴァ,哀感ゆたかなショーロなどだろう。そもそもブラジル音楽は,アフリカ系とヨーロッパ系(ポルトガル)の人々の音楽が,インディオの暮らす土地で,長い文化交配の歴史の末に形成されたものだ。20世紀にはそこにジャズの要素も加味される。構成要素の豊潤多彩であることに魅力がある。
こうしたブラジル音楽をジャズ的なビッグバンドで演奏するのが八木美楠子率いるバンダ・マンダカリーニョだ。9月21日(土)にヨコスカ・ベイサイド・ポケットで<サウダージな週末>と題されるコンサートが行われる。リーダーの八木美楠子にバンド結成の動機から聞いた。
「私の親友で12年前に亡くなったパウロ・セザール・ゴメスというピアニストがいました。日本でブラジル音楽を広めたパイオニアです。彼とは色々な仕事をご一緒したのですが,あるときブラジル音楽をビッグバンドでやったら面白そうだと話が発展したのです。そこで彼と一緒になって何十曲か書き上げて2006年に作ったのがこのバンドです。2010年にリハーサルをして2011年に渋谷のJZブラットで発表しました」
開催概要
ヨコスカ ジャズ ドリームス ライブ・シリーズ2024 バンダ・マンダカリーニョ サウダージな週末 ~ “ベスト・オブ・ブラジリアンポップス”
●公演日時:2024年9月21日(土) 14:00開演
●会場:ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
●チケット料金:S席4,000円 A席3,000円 好評発売中
●メンバー:ルイス・バジェ 高瀬龍一 竹内悠馬ほか(以上tp) 和田充弘 上杉優 堂本雅樹(以上tb) スティーブ・サックス グルタボ・アナクレート デビッド・ネグレテ 宮木謙介(以上sax) 平岡遊一郎(g) ピーター・セントレジャー(p) 鈴木千恵(vib) 南條レオ(b) ダニエル・バーダー(ds) 八木美楠子(ldr,arr)
●公演詳細とチケットの購入はこちら
https://www.yokosuka-arts.or.jp/