絶対音感を持つマルチな新卒社会人,齋れいながお届けするジャズ日記 #齋れいな スイングしてもいいですか？Vol.49

【今月はカラーページになります】

Vol.49
社会人１年目 ちょっと大人のクリスマスに

こんにちは，齋れいなです。
早いもので今年も残りあと２ヶ月と少し…年末年始に旅行やコンサートに行かれる方はすでに予約など済ませている頃でしょうか。私は仕事優先であまり予定も入れられず…なのですが，気持ちだけでもちょっぴり浮かれてみたい。というわけで，連載を始めて間もない時期にも一度行いましたが，今回は少し大人の気分で改めてクリスマスに聴きたいジャズをセレクトしてみました。

★アーマッド・ジャマル <スノウフォール>
（『アルハンブラ』収録）

「ドラムの音（ブラッシュ）が，雪が降り積もる感じを表しているように聴こえました。ピアノの演奏も柔らかで，落ち着いています。とても繊細なタッチの持ち主で優雅で暖かい感じ。クリスマスソングというと町で盛大な華やかな感じで聴こえることが多いと思いますが，今年はこういうしっとりした曲を聴いてクリスマスを過ごしたいと思いました。アーマッド・ジャマルについては，上原ひろみさんの恩師のひとりということで関心を持ちましたが，本当に知ってよかったと思えるピアニストです」

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