『国際ジャズデイ・オールスター・グローバル・コンサート』5月1日早朝、アブダビから配信
- 2025年04月28日
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Photo ©IJD
4月30日は、UNESCOとハービー・ハンコック・インスティテュート・オブ・ジャズ(セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズとして1986年発足し後に改名)の提唱で2011年に制定された「国際ジャズデイ」。2025年は190カ国でコンサート、ライヴ・教育イベントが開催される。
そのメインとなる『国際ジャズデイ・オールスター・グローバル・コンサート』が今年はアラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナで開催され、全世界に配信される。日本時間では5月1日(木)早朝5時から、jazzday.com、YouTube【https://www.youtube.com/live/fQK2kT5gXEU】などで視聴できる。その後もアーカイヴ視聴できる見込み。
ハービー・ハンコックをリーダーに、ア・ブー(中国)、アルカム・アル・アブリ(アラブ首長国連邦)、アルトゥール・サンドヴァル、ヴァリジャシュリー・ヴェヌゴパル(インド)、エレーヌ・メルシエ(フランス/カナダ)、カート・エリング、ケンドリック・スコット、ジョン・ビーズリー、ジョン・ピザレリ、ジョン・マクラフリン(イギリス)、ダイアン・リーヴス、ダニーロ・ペレス(パナマ)、ティア・フラー、ディー ・ディー・ブリッジウォーター、ナスィール・シャンマ(イラク)、馬場智章(日本)、ホセ・ジェームズ、マーカス・ミラー、ラニ・クリージャ(モロッコ)、リンダ・メイ・ハン・オー(オーストラリア)、ラシー・フォスターなどが参加する(国名未表記はアメリカ)。
「ジャズは、これまでも世界の人々を結びつけ、バリアを破り、文化全体に創造的なインスピレーションを与えてきました。国際ジャズデイは、音楽には国境を越え、対話を促進し、喜びと希望を実現するパワーがあることをあらためて教えてくれます。」とハービーハンコックは国際ジャズデイの意義を述べている。なお、グローバルコンサートは、2014年には大阪城公園で、2016年にはバラク・オバマ大統領とファースト・レディ ミシェル・オバマをホストにホワイトハウスで開催された。日本国内では、「Jazz Auditroria」が国際ジャズデイ関連の主要なイベントとなっている。(文/神野秀雄)