ミドルエイジ・ジャズコンテスト優勝者は「鴨川ジプシートリオ」

NPO法人・関西ジャズ協会がこれまでスポットが当たらなかったミドルエイジ（40代）に注目，更に実力を高める励みになればという推進プロジェクトの一環として，40歳以上を対象にジャズ演奏動画で実力を競う「ミドルエイジ・ジャズコンテスト」を実施し，このたび優勝ユニットが決定した。
国内及び海外から応募が寄せられ，YouTube審査で「泉組スモール」「T’Moco & Hana 」「BLACK BEANZ」「MDQ」「鴨川ジプシートリオ」「北橋昇Ark of note」のファイナリスト・ユニット6組が選出，追加動画も含めて最終審査が行われた。
優勝したのは　榊間淳一（g），森裕介（accor），吉田圭（b）からなる「鴨川ジプシートリオ」。アコーディオンをフィーチャーした軽快なサウンドが各審査員より高く評価された。
主催の関西ジャズ協会会長でもあるピアニスト・大塚善章氏は『第一回にもかかわらず予想以上にレベルが高いファイナリストの動画を楽しく聴いた。この世代のジャズプレイヤーが充実していることがよく分かったので，今後もさらなる才能を発掘したい』とメッセージを送る。
6組のファイナリストの演奏はYouTubeサイトで公開中。 第二回も開催予定。ミドルエイジのプレイヤーの奮起が期待される。詳しくはhttps://kjsnet.org/

なお，今週末20日（日）開催の「サマータイムジャズパーティー」にて鴨川ジプシートリオが演奏を披露する。