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ドイツを代表するジャズピアニスト、アンケ・ヘルフリッヒ率いるトリオが今秋日本ツアーを開催

ドイツを代表するジャズピアニスト,アンケ・ヘルフリッヒ率いるトリオが今秋日本ツアーを開催する。
10月に横浜と東京の4箇所で公演を行う予定。
​今年10月11日と12日に開催される「横濱ジャズプロムナード」に,ドイツからアンケ・ヘルフリッヒ・トリオが招聘された。
これに加えて東京でも単独ライブ公演が決定している。

​公演日程は以下の通り。

​2025年10月5日(日) 17時開演 ボッシュ ホール 横浜
​2025年10月7日(火) 19時30分開演 Jazz Live Club SOMEDAY Tokyo
​2025年10月9日(木) 13時開演 KEYSTONE CLUB Tokyo
​2025年10月11日(土) 13時開演 横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール 横浜
​カナダツアーの様子はこちらの動画で確認できる。

​数々の受賞歴を持つピアニスト,アンケ・ヘルフリッヒの演奏スタイルは,アメリカジャズの伝統とヨーロッパの感性が融合しており,ブルースの官能的なサウンドと物語を紡ぐ能力を兼ね備えている。2023年にリリースされたアルバム「We’ll Rise」は,ドイツレコード批評家賞とドイツ・ジャズ賞の「Album of the Year」部門にノミネートされるなど高い評価を得ており,2024年にはドイツ連邦大統領に招かれトリオ・コンサートを開催するなど,まさにドイツを代表するジャズ・ミュージシャンの一人だ。
​長年にわたり独自のサウンドを確立してきたトリオは,音楽的平等,自由,信頼に基づいたパートナーシップを築いている。これがアンケ・ヘルフリッヒの楽曲の多様な要素と一体となり,さらにその音楽性を高める基盤となっている。

​この日本ツアーは、横濱ジャズプロムナードと同じ志を持ち活動を続けるジャズ・イニシアティブ・フランクフルト(JIF)のオファーから始まった企画。ジャズと街を愛する両者のパートナーシップによって実現したこの貴重なライブをぜひお楽しみいただきたい。

メンバー

​アンケ・ヘルフリッヒ(ピアノ)
​ディートマー・フール(ベース)
​イェンス・デュッペ(ドラム)
​ジャズ・イニシアティブ・フランクフルト (JIF) とは:

1990年にフランクフルト在住のジャズミュージシャンによって「より良いモダンジャズコンサートをフランクフルト市民へ」という願いで設立された非営利団体。現在では1,000人以上の会員を擁し,年間50以上のジャズコンサートを開催している。役員と会場をサポートするスタッフは全てボランティアとして活動している。近年はフランクフルト市とパートナー都市である横浜市のジャズ関係団体との交流も開始しており,今回の横濱ジャズプロムナード2025でのステージはその初回交流として実現する。

​協力:ジャズ・イニシアティブ・フランクフルト(JIF)