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絶対音感を持つマルチ才女のジャズ・スタディ #齋れいな スイングしてもいいですか?Vol.44

齋れいな  スイングしてもいいですか?

Vol.44
ジャズの魅力がぎゅっと詰まった現代ピアノ・トリオ

こんにちは,齋れいなです。
新社会人になって早2ヶ月,環境の変化でいろいろと心身ともに疲れが溜まる時期ですよね。そんな時,私の場合は大好きなピアノ・トリオを聴きます。特に現代の録音はすごくいいので,ピアノ、ベース,ドラムスのクリアな音を浴びると気持ちがリフレッシュされるんです。というわけで先月のモダンジャズ期の名ピアニスト編に続いて,今月は現代ピアニストのお薦めトリオ作品を紹介させていただきます。

Contra La Indecision/Bobo Stenson Trio

★ボボ・ステンソン
(『Contra La Indecision』収録)

—— スウェーデンの大巨匠ですね。

「ECMの作品をもっと聴いてみたいと思っていたところ,この作品に出会いました。この〈Contra La Indecision〉はキューバのシンガーソングライターのシルビオ・ロドリゲスの楽曲だそうです。語りかけるというか,歌いかけるようなピアノのフレーズが印象的でしたし,ベースのアンデシュ・ヨルミン,ドラムのヨン・フェルトがバックでドラマティックなムードを支えているところが印象的でした。3人のバランスがとても良くて,アルバムを通じてメロディアスで,音質も含めて,聴きやすい演奏だと思います。