カリブ海の音楽,文化を描いた映画9作品が一堂に会する映画祭が開催
- 2024年06月25日
- NEWS
この夏,カリブ海の音楽,文化を描いた映画9作品が一堂に会する『カリブ海を旅する映画祭〜CARIBBEAN FILM FESTIVAL』が東京と大阪で開催される。
本誌読者ならご存知の通り,カリブ海諸国にはジャズと親和性の強いルーツミュージックが数多く存在する。今回の映画祭では,ジャマイカのゲットーに暮らす庶民の実情を描いたレゲエ映画の金字塔『ハーダー・ゼイ・カム』や,音楽大国キューバのジャズ・ミュージシャンを記録したドキュメンタリー『Cu-Bop across the border』などのリバイバル上映される名作群から,この映画祭でお披露目上映されるトリニダード島のスチールドラムのコンテストを追った新作映画『PANO RAMA』まで,実に多彩なラインナップとなっている。そのほか,日本初公開となるカリプソやソカの貴重な記録映画の上映もプログラムされている。
映画祭の日程は東京では「ヒューマントラストシネマ渋谷」で7月26日〜8月1日まで,大阪では「テアトル梅田」で8月2日〜8月8日まで開催。(高橋慎一)